つきあたりを右に

つれづれと思うままに綴る

アジアの[[デザイン]]社会学

日本以外のアジアは今が一番活きのいい時期です。IT産業はウハウハだし、工業に至っては欧米日本からのアウトソーシングだけで莫大な富を築けるし、高度経済成長とバブルがいっぺんに来たような経済状況です。
故に、社会構造と環境の変化が一度に起きてしまっているので問題が山積みなのです。それはデザイン教育にも大きく左右し、きわめて現実的な問題を、きわめて現実的に解決することが日本以外のアジアでは最重要課題としてあげられているのです。
(最近その状態を脱しかけているのが台湾の台北と韓国のソウルくらい)
そう考えるとヨーロッパや日本のデザイン観はのんびりして見えるのかもしれません。

後々に記述しますが、実際もっともワークショップでハイレベルだったのはまぎれもなく韓国とシンガポールの学生でした。実現性に関しては他の国とは決定的な差を見せていました。